2013年8月1日木曜日

板門店

ソウルから板門店までの1デイトリップ。

2013年8月時点では、板門店へは何らかのツアーへ参加しない限り行くことはできないとのことなので、 KTBのソウル発着JSA板門店ツアーへ申込みしました。

旅行会社名: KTB tour (大韓旅行社) www.go2korea.co.kr
ツアー名: JSA Panmunjeom
 2013年8月某日のを10日前に上記ネットから予約(英語版)。
ツアー代:₩ 77,000 / 1 Person


2013年8月某日9:40 A.M.
Lotte Hotel 6F KTB Tour 事務所に集合。
現金でツアー代を支払い、パンフレットをもらった。

事務員に連れられて1Fのバス乗り場へGO!
英語ガイド車と日本語ガイド車有(北京語ガイド車はなかった)。
日本語ガイド車を選択。
A.M. 10:00出発













バスはこんな感じ。極々普通です。ガイドさんはいろんなことを教えてくれました。でも、失礼ながら、聞き取りにくい日本語だったので、かなりの部分を聞き流してました。












 A.M. 10:10
すぐに板門店へ向かうのかと思いきや、まずは龍山の「戦争記念館」への立ち寄りでした。朝鮮戦争に関することありーの、です。

北の兄と南の弟。
 
 
 
 小猪は蝋人形好きらし。
 
 
 

 
戦争記念館をあとにして、しばらくバスでの移動。
河が見えたぞえって思ったら、ついに韓国領土と非武装中立地帯(DMZ)との境界である、臨津閣へ到着(P.M. 12:12)。
 



臨津閣を地図で見てみよう↓↓↓









臨津江にかかっている「自由の橋」。朝鮮戦争休戦時に1万人以上の捕虜がここを通って韓国へ帰還したことから、「自由の橋」と言われるらし。臨津江の向こう側はDMZです。
 








この金網の向こうはDMZ。














またしばしバスで移動。
食事&お昼休憩ポイントへ着きました(P.M. 12:50)。
 
 
 

昼食はお決まりのプルコギ。
 







お食事処の外に犬がつながれていた(ペット?食用?どっちかは不明)。







 
 








こっちの犬はわたくしを敵やと思ったらしく、かなり威嚇してきた。わたくしも負けじと威嚇したのであります。













お腹おっきいの猫さんがお食事処の軒先で寝てた。妊婦猫さんが寝てるってことはDMZ極近といえども韓国側は平和ってこと?















またさらにバスで移動。
ついにDMZ(統一大橋検問)です(P.M. 14:00)。
わたしらのバスには米軍さんが乗ってきて、パスポート提示しました。極々簡単な身元確認でした。


さらにバスで移動。
このあたりはもちろん地雷とか埋まってるんだとか。



UNキャンプボニパス(国連軍駐屯基地)到着(P.M.14:20)。

 
 
ここから先持って行ってもいいのは基本、カメラと貴重品だけ。っていってもポケットに入る程度の財布ね。あとポケットに入るならハンカチやティッシュなどもOK.
バスを降りて建物内へGO!

建物内は会議室のようにたくさんイスがあり、前方にスクリーン有。
スライドを見ながら非武装中立地帯の歴史・注意点などの説明をうけた。
ほんで、もしここで何か起きてもJSAは責任を取りませんってな主旨の契約書へサイン(このサインは無事に帰還して帰りのバスの中で返してもらった。)
緊張感有。

 
 
サインした後でバッチをもらった。見やすいところにつけるよう言われた。


最近は服装規定もかなりゆるゆるになってきてるらしい。私たちのバスは服装NG者はおらず、誰も着替えさせられることはなかった。しかし、英語版ガイドのバスのほうは厳禁のミニスカートがいたらしく、チノパンへ着替えさせられたんだとか。JSAをなめてはいけないのであります。

で、ここでカメラマンが写真撮るよって言ってきた。ほんで、国連のDMZ専用の青バスの前で記念撮影。これはこれでよい記念写真。
でもバスの前じゃなくてもっといい場所あるんじゃぁ???(謎解きは板門店観光のあとで。)


ここから先は青バスに乗ってGO!
手を振る、ピースサインなんぞはNG。
かなりピリピリとした緊張感たっぷりな雰囲気になっていく。





もうすぐ板門店に着きます!!
ますば板門店を地図で確認してみませう↓↓↓






板門店の全貌(大韓旅行社のパンフレットより)



ついに!!
板門店へ到着(15:15 P.M.)。
北朝鮮側を撮影したいという欲求があまりに大きく、韓国側の「自由の家」の撮影を忘れていた(撮影禁止と言われたかどうかは記憶にない)
奥は北朝鮮の「板門閣」、手前の青い建物が軍事停戦委員会の会談場。




「板門閣」の北朝鮮兵士。柱に隠れるような感じだった。



会談場の中。みんなバチバチと写真撮影。
左側は韓国、右側は北朝鮮。この光景だけ見ると全然緊張感伝わらない・・・
 
 
 
 
ここでの兵士は米軍韓国軍ともにサングラスしてます。どこを見てるかわからなくさせてるんだとか。この兵士よりも奥にいくことは禁止されています。
 
 
 
 
 
  
このあと、キャンプボニパスへ戻る。
併設のお土産店でお買い物。
韓国軍兵士の付けてるワッペン(1万8千ウォン)を購入。大熊が値切ってみたけどダメだった。
 
 
 
ほんで元々のバスへ乗換えてソウルへGoBack!
その車内で「青バスの前て撮った集合写真」の意味を知る。
謎解きはここです。
なんと、「キャンプボニパスでの我々の人物画」と「本日の板門閣と会談場の風景画」を合成した記念写真が出来上がっていた。
板門店各所の説明書きもあり面白いので購入した。
金額は覚えてないけど、多分1万ウォン以上はしたかと。。。
 
 
 
 
帰りのバスは1時間以上ノンストップ。でも寝てたのですぐ着いた。なんてったってソウルから板門店までわずか60km程度。
 
 
2005年に中朝国境の丹東市を訪れたときは、北朝鮮の兵士や庶民の普通の姿が遠くに見えた。まるで機械って思うくらいのキビキビとした行動は全く見られず、だら~っと、かったり~っって感じの態度。緊張感なんてどこへやらって感じ。当時、テレビでは兵士のそんな態度は全く放送されていなかったので、とっても意外で新鮮だった。板門店はそういった「日常的な光景」は全くないので私の思う面白さには正直欠けていた。とはいえ、ここで南北会談が実際に今も行われてるんだなあと思うと「非日常的なすごい場所」に来れて本当によかったって思った。
 
以上、板門店1ディトリップでした!